[iOS] 「ようこそ! Swift Playgroundsへ」を発表してきました

2014/10/26

こんにちは。きんくまです。

2014/10/24に行われた【#techbuzz】第4回Swift勉強会で発表したスライドです。
たまたま主催の方に声をかけられまして発表してきました。
タイトルは、ようこそ! Swift Playgroundsへ です。

ようこそ! Swift Playgroundsへ from KinkumaDesign

内容はSwift Playgroundsに関することです。

中で使っているサンプルのplaygroundファイル一式はgithubにアップしました。

>> KinkumaDesign/WelcomeToSwiftPlaygrounds

以下作ったときのことなどだらだらと書きます。

もともとApple WWDC 2014のPlaygroundsに関するセッションがあるのですが、それをベースに自分で実際にやってみてわかりづらかったところや、どんなときに便利になるかを再構成してみました。

なんかそのセッション自体がYoutubeに上がってました。これって公式なんでしょうか??

当日はLT枠で10分いただきました。で、終わったあとに、主催の方が、わかったかどうか参加者に手をあげてもらいました。そしたら9割の人が「わからなかった。」「速すぎてよくわからなかった」というありがたい感想をいただきましたww

参加者の8割りくらいがswiftを触ったことのない方だったみたいで、いろいろ時間に対して突め込みすぎた内容が失敗だったかもしれません、、。もう少し、Xcodeを立ち上げて > New > Playgroundを選択してみたいなチュートリアル内容だったら良かったのかも。

あと、最初にスライドを作り終わったときにものすごく地味なものが出来上がりまして。
これ10分も聞いてくれないんじゃないか、、?途中でダレるんじゃないか?などと不安になりました。
前回発表したときは、アイカツネタにだったので、今回は妖怪ウォッチネタか??などとも思いました。

ただ、2回続けてパクリもなんだなーと思い、「そうだ萌えだよ萌えなんだ!」と唐突にひらめき、Swiftを擬人化した萌えキャラを作ればいいのではないかと思い描いたのがSwiftちゃんです。

swift_chan

AppleのSwiftページがオレンジ色だったので、安直に合わせてみました。ところが、完成して満足し嫁に見せたところ「可愛くないっ」と言われショックを受けました。

次回、別のキャラを作る機会があればもう少し考えてみようと思います。

ところで、会が終わったあとに、少し話しをしてまして、「Playgroundのグラフやプレビュー機能は実際に役に立つのか?」という鋭い質問を参加者の方からもらいました。結論からいいますと「あんまり役に立たなそう、、。」と思います。(個人の感想!です)

実際のところ、Swift覚えたての初心者がPlaygroundで文法の書き方をチェックするとか、ふとひらめいたロジックの軽いチェックをするといった時に役に立つのではないでしょうか。プレビューとかあの辺の機能は、どちらかというと、客寄せというか「なんか面白そう!自分でもできそう」というデモみたいなものかなと思いました。

というのは、また勝手な想像なんですが、AppleがSwiftを作ったのはこんな理由なのではと。

1. Appleとしては、iOSやOSXに良質なアプリを多数揃えたい
2. そのためには開発者の人口を増やす必要がある
3. でも、Objective-Cは「とっつきにくくて、なんだか難しそう」な言語である(事実かどうかは皆さんにゆだねます)
4. だから今ふうで作りやすそうな言語を作ろうと思った
5. Swift完成
6. 言語を学びやすくする、またこの便利さをすぐ直感的に理解できるデモ環境が必要
7. Swift Playgroundsの完成
8. WWDCで電撃的に発表(ここでデモでは見栄えのするグラフやプレビュー機能が活躍)
9. 開発者「うおーなんか簡単そう。これなら俺も(私も)なんか作れそう!」
10. Apple ( ´_ゝ`)ニヤリ♪

みたいな。まあ、あれですよね。アピール大事みたいな。でもプレビュー機能なんかはあれですけど、Playground自体は、興味を持ってくれた開発者が言語を学ぶのにはとても便利なツールだと思います。

最近こんな本を読みました。

かつてパソコンがマイコンと呼ばれていたころから、Windowsが出てくるぐらいまでの歴史が書かれている本です。

私自身はマイコンと呼ばれるものは触ったことがありません。MSXとかX68000とかはファミ通の中に1Pだか連載コーナーがあって、そこで見かけたぐらい。そしてそれがなんだかよく分かってませんでした。初めて触ったパソコンは大学の頃に友達の家でさわったWindows95でした。

この本には様々なマイコンの歴史がかかれていて、とても面白く読みました。
で、人気の出る機種は良質なソフトが揃ったものが多かったようです。家庭用ゲーム機とそこは同じ。昔のパソコンはプログラムを自分で書いてなんぼ!なイメージのあった私からするとちょっと意外なのですが、そんな時代はほんとに最初の頃だけで、時代がたつごとにソフトを買う比率が多くなっていったようです。マイコンにはそれ以外の部分、例えばハードのスペックなんかがとても力と輝きを持っていた時代だったようで、そこも人気の要因だったようです。

Appleも長いことプラットフォームをやっているわけで、その辺りの知識は百も承知ですよね。だからとにかくソフトを揃えることが重要だと思っているのではないでしょうか。
ただ現代ではソフトを揃えること自体は最低限必要なことで、もっとそれに続いてやらなきゃいけないことはたくさんあるのでしょうね。(このあたりのマーケーティングや経営方針などは疎いのでわかりません)

話がそれましたけど、Playgroundは便利なのでぜひ使ってみてください!

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