こんにちは。きんくまです。
前回のエントリはこのブログ(もうすぐ丸5年)始まって以来の初のはてブホットエントリ入りになりました!
わーパチパチ。頑張って噛み砕いて1から書いた記事よりも、手順を写しただけの記事というのが残念な感じではありましたが、たくさん見てくれた人がいたので良しとしましょう。てへペロ。
さて、先週に出しておいた審査が無事通りまして、日課記録アプリのHabitKeeperがバージョン1.4にアップデートされました。
動画でのデモです。動画では英語になってますけど、日本語表記に対応しております。
新機能
ホーム画面
・左右スワイプで日付変更可能
個別の日課のカレンダー
・左右スワイプで月変更可能
・上下スワイプで日課切り替え
グラフ画面
・線グラフで画面にさわると詳細なラベルが表示
・棒グラフで各値ラベルが追加
アプリ設定
・週の曜日の始まり
・その日の残りの日課の個数を表すアプリバッジ機能追加
・パスコードロック機能
・3種類のチェックマーク画像追加(チェックマーク / バツ / まる)
データバックアップ
・メールの添付によるデータの書き出し
・メールの添付ファイルをタッチして書き出したデータの読み込み
なんかいろいろとあるんですが、まとめると
「ユーザーのみなさまの意見をとりいれて少し便利になりました。」
という感じです。
次回のアップデートもいろいろと考えておりまして。頑張ります。
雑談
ここまでが、リリースに関することで、あとは雑談みたいなものです。
いま自分のアプリの売り上げの比率は8:2で国内:海外といった感じです。
日本国内のAppStoreのカテゴリランキング(仕事効率化)はおかげさまで50位から150位くらいをゆるやかにいったり来たりしています。
自分的にはこのぐらいでゆるーく長く売れてくれた方が嬉しいので、国内はこの流れに任せてみようかと思ってます。海外ではレビュー依頼などをしたいなと。
あ、ちなみに身も蓋もない現実を書いてしまうと、こういったツール系アプリでこのぐらいの順位だとこれだけで生活できる収入にはならないです、、。25位以内に常にランクインし続けるか、ゲーム系だとまた少し違うのかもしれないケド。もしくはこのぐらいのアプリを一人で何本かリリースすることができれば何とかなるかもしれないです。
話を戻して、アプリを出した方ならわかると思うのですが、アプリはたいていの場合ランキングにも入らず、というかそもそも存在そのものが知られずに埋もれてしまうアプリがほとんどということです。
で、リリース当初にレビューサイトを全てスルーされてしまった割にランキングが健闘しているのは、何故だか正直わかりません。
思いつくのは、
1)「iphoneアプリ 日課」でGoogle検索すると1ページ目に表示される
2)年末年始のセールでランキングに入り、そこから大幅にアップデートした前回のバージョンが好評だった(レビューを書いてくれる方がいた)
3)アプリの定価を下げた(450円→250円)
ぐらいでしょうか。自分的は地味にアップデートし続けることが一番良かった気がしています。
セールについては、たとえ良いものを作っても存在を知られないと無いものとして扱われるので、一時的に価格を下げて使ってもらう機会を増やす広告費のようなものとして考えるのが良いかもしれないです。売り方だけで上げようとしてもメッキはすぐにはがれてしまうので、本体をアップデートで磨いておいた方がよいかと。
アップデートを重ねていて感じているのは、ユーザーの声をなるべく聞いてあげることが評価を上げるコツ。ということです。言ってみれば当たり前なのですが、自分自身正直に書いてしまいますと、リリース前に作っている時とリリース当初は”自分の”アプリという気持ちが強かったです。で、今は”ユーザーと自分の”アプリというふうになってきています。
んーとうまく言えないのですが、例えばゲームを作ったとしましょう。それが好評でした。続編を作ることになりました。ユーザーの意見を取り入れて続編を作りました。みたいな。
ここでよく言われるのが、ユーザーの意見を取り上げすぎると、何となく無難なものになってしまい、面白みがなくなるみたいなことです。
自分の場合は、先にこのことが頭にあってしまい、意見に素直になれなかったところがありました。クリエイターぶっちゃうみたいな。ただ今考えると、だいたいの場合は突飛な意見というよりは、本当に改善した方が良いことをきちんと指摘してくれてたと思います。
ただ、何にでも時期というかフェーズというものがありまして、初期段階の機能不足からだいたいの人が満足できる段階になった状態からは少し考えた方が良いかもしれないです。ここからは、本当の機能不足ではなくて、ある人から見ればよけいな複雑になった機能になる可能性があるからです。シンプルじゃなくなるみたいな。
この見極めは非常に難しいです。開発者がもういらないだろうと考えても、ユーザーは欲しいと思っているかもしれないし、その逆もまたあるからです。この段階にきてはじめてさきほど書いた「ユーザーの意見を取り入れすぎてうんぬん〜」の話を考えても良いと思います。で、まだその段階にない初期開発では、なるべく聞いた方が良いかと思います。今の自分のアプリはあともう少しこの初期段階かと思っています。
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