こんにちは。きんくまです。
最近、Emacsを使う頻度を上げていってます。今回はそれとCUI環境についての感想とかです。
自分がするコンパイル系の言語、Objective-CとAS3はIDEがあるんでEmacsでやりたいと思わないのですが、
スクリプト系のものはこれで全部やりたいなーと試してみてる感じです。
これまでも設定ファイルをいじるときとかに使っていたのだけれど、そうやって単発で使ってただけで
例えば案件で使うということはしてませんでした。
そんで、この間この本を買いまして。
Emacs実践入門 ~思考を直感的にコード化し、開発を加速する (WEB+DB PRESS plus) [単行本(ソフトカバー)]
もともとEmacsも基本的な操作自体は知ってはいたものの、ファイルの切り替えや設定の方法はうやむやのままでして、
それが順を追ってわかるようになったのは良かったです。
そんで、1週間ぐらいかけていろいろと環境を整えていってようやくこれならいけるかも!といった感じになりました。
ひとつ本に書いてあったanything.elというものがありまして、これを使おうとしたときに設定がいけないのか上手くいかなかったので、helm.elというものに置き換えてみました。
>> [anything][emacs]anything導入のeverything ~3分で使えるanything.el~
使う頻度があがってきて、思ったことがあるのでメモしておきます。
GUI環境で困ってないなら無理してやってみる必要もないが、CUIは試してみる価値はある
デスクトップでGUIのエディタが使えていて困ってないのであれば、無理してやってみることもない気はします。
CUI環境は劇的に作業効率が上がるかというと、そんなにかわるものでもないような気はします。
スーパーはかーのレベルになれば違うのかもしれないんですが、一般人ではそんな感じ。
昔はいざ知らず、EclipseやSublimeとかGUIのエディタは超高機能で、しかも自分で一生懸命機能を追加していかなくても、最初から使える状態になっています。
なんで、CUI環境は全員が無理して使うこともないと思います。
ただ、興味があるならやってみると良いかもしれません。
個人的には、Emacsやシェル(自分の場合はbash)はプラモっていうか自作PCっていうかそんな印象があります。
気に入った機能があったら追加して、だめだったらはずしておく。みたいな。
あと、GUIの方は分野に特化したアプリをいくつも立ち上げる印象があります。OS全体でみると散らかってるみたいな。
それをterminal+emacsとすることで、基本terminal上だけで完結する環境ができるのはスッキリしているなーと。
でもterminal上でもCUIアプリを(ncftpとか)実行したりするので、単なる見かけだけの問題かもしれないです、、。
まあOSでいくつもアプリが立ち上がっているのよりは、terminalに収まっててシンプルで好きかな。これは好みですね。
CUIをうまく使うのには検索を使えるようになるとよい
GUIはまさに目が主役のインターフェースです。
Finderでも様々なアイコンでいろいろな情報を目から直感的に仕入れることができます。
目を起点に何かのアクションを起こす印象があります。
対してCUIは文字が主役。
文字が主役ということは、検索が非常に重要になってきます。GUIの考え方でCUIをやろうとすると目が疲れます。
文字と文字を目視で見比べるよりは、機械で絞り込む方が楽だし確実です。
ファイルの扱いの場合は、含まれている文字列だけでなく、作業更新日や拡張子、容量で絞り込むと見つかりやすくなります。
またエディタの場合も文字列の検索で効率が大分変わってきます。
文字が重要なのでファイル名の付け方も、覚えやすいとか検索にひっかかりやすくとかを意識するようになります。
たぶん、CUIの扱いがもっとうまくなってくれば、目よりもキーワードを覚えておくことが重要になってくるんじゃないかな。
うまく言い表せないのだけど、ブラインドタッチの延長線上のようなそんな印象。
目で見比べるのでなく、キーワードをキーボードに打ち込むことが重要みたいな。
まだまだ自分も始めたばかりなので、terminalのコマンドもうまくいかなくていちいち調べてたりするんですが、
修行を積めば、頭で考えたことを高速で処理できるようなスーパーハカーさんになれるのかもしれません。
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