Mozilla Party JP10に行ってきました

2009/06/1

こんにちは。きんくまです。

Mozilla Party JP10にいってきました。
内容がさっぱりわからないと思ったのですが、そうでもなくてとても面白かったです。

2つほど内容をご紹介。

Mozilla 台湾コミュニティの活動紹介
台湾のBob Chaoさんの活動報告について。
・日本のアニメ・マンガが人気がある。
・掲示板が盛んで、ブラウザを通じて入力するのではなく、telnetを使ってやる。
・一部のプログラム好きな人だけでなく、一般人を巻き込むようにコミュニティ活動をしている。
・兵役で1年間とられるため、活動が中断する場合がある。

話の中で印象的だったのは、兵役について。「コミュニティ活動を続けていくのに何か大変なところはありますか?」という質問に対しての、2つの回答のうちの1つでした。
これは日本ではありえない話なので、驚きました。そういうことがあるのか!と。

トークセッション
Miracle Linux 吉岡さんとMozilla Japan 瀧田さんの対談。
アーパネットから始まったインターネットの歴史をたどっていき、ネットの未来を探るような内容でした。

ネットワークやソフトウェアを「使う人」と「作る人」が昔はほぼ同一だったのが、現在は離れていること。またお二人の、器の大きさというか人柄の良さを感じられたのが、とても印象的でした。こういうのは、文章や動画じゃ伝わらない部分ですね。

オープンソースという言葉からすると、プログラムがわかる人がプログラムを単に公開することばかりだと思っていたんですが、この会を通じてそうではないと思いました。例えば、ドキュメントを翻訳したり、やり方がわからず困っている人を助けたりすることも、広い意味でのオープンソースだと思いました。

あとは日本のコミュニティの中だけで閉じているのはもったいないとも思いました。
今WordPressを調べながら思ってるんですが、私も必要だったら苦手な英語でも読もうとします。ということは逆を言えば、へたくそな英語で書かれたものも英語圏の誰かの必要なものであれば、向こうも読むと思うんです。

以前にDreamweaverやFireworksの拡張機能をいくつか作ったんですが、これらを英語でも表記すれば向こうの人の役に立つと思いました。

英語→日本語ローカライズ→日本のコミュニティで役にたつ

のではなくて、

英語→日本語ローカライズ→日本のコミュニティで役にたつ→英訳→英語圏でも役にたつ

という方がループとして健全なんじゃないかなあと。

いろいろと考えるところがあり、面白かった会でした。
ちなみに、シールやハンドタオルをノベルティでもらいました。帰ってきたら、早速子供がぺたぺたと「フォクすけ」シールを貼って喜んでいました。

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