「Progression ワークショップ in 大崎 #2」参加レポート

2008/07/18

いやあ、暑い日が続きますね。汗をかきつつ、扇風機で過ごしているきんくまです。

さて、昨日「Progression ワークショップ in 大崎 #2」が開催され、参加してきました。私は、まだ勉強会というものに参加したことがなく、初めての勉強会だったので、緊張して行ってきました。

内容は、
・AdobeよりFlash最新情報の紹介
・Progressionのワークショップ
・懇親会(希望者)
という感じです。

まず、Flash最新情報ということで、公式にも上がっているAstro情報を中心に説明されました。自分でも公式を見ていたのですが、改めて見てみるとPixelBenderの印象が強かったです。まだ言語等何にもわからないのですが、これと3D(AstroのネイティブとPV3dなどの3Dライブラリ)を組み合わせることで、ぱっと見「おぉ!」みたいな、これまでと違う画面ができそうな気がしました。

さて、次は本題のワークショップです。
まず概要です。以下は実際のワークショップでの説明と私の勝手なまとめが入っています

・FlashでHTMLの階層構造を疑似的に再現する。右クリで「新しいウインドウを開く」や、ディープリンク(ページひとつにひとつのアドレス)、ブラウザの「戻る」「進む」などの機能の実装。
・画面遷移(特にページの表示はじめと終わり)の際のエフェクトの管理。
・同期・非同期処理の実装。
・SWFを読み込むHTMLの自動生成。例えば画面いっぱい広がるHTMLとか。

といったことを、複雑にならないように管理できるフレームワークです。だから、一番力を発揮するのは、フルFlashサイトでHTMLのように階層構造をもたせたい場合なんじゃないでしょうか?(ってこれがコンセプトだから当然か、、)

その後、実際のサンプルソースを使ってのチュートリアルが行われました。私は事前にクラスベース開発のチュートリアルを一通り行っておいたのですが、いまいちそこからどう勉強していけばいいのかわからない状態でした。ですが、行くことでそれがつかめた気がします。

ポイントは以下の3つを組み合わせることでProgressionは使いこなせると説明をされて納得しました。
1、Scene…HTMLの1ページのようなもの。階層構造をもたせられる。
2、Command…主に同期、非同期関数の実行を行う。
3、Cast…Commandと密接に結びつけることができる。Flashのビルトインクラス(というのか?たとえばSprite、MovieClip、Loader)を拡張したもの。拡張(継承)しているので、元のクラスのプロパティ・メソッドを使える。

この概念がわかっていると、ASDocや、チュートリアルの見え方が変わってきて、要点がつかみやすくなるんじゃないでしょうか。

最後に、次のバージョンのさわり(デモ)を紹介いただき、ワークショップ終了です。次のバージョンはより使いやすく、新機能満載で出るみたいなので、楽しみですね。現バージョンから使用方法が大きく変わってしまって再学習することはないそうです。

さて、場所をインド料理屋さんに移しての懇親会です。私はオフ会というものに参加したことがなかったのですが、今回もある意味オフ会?なので緊張です。
niumさんや参加者の中にFlash界で有名な方もいらしたので、楽しいお話が聞けました。niumさんが夢を語ってらしたのをきいて、私も夢は大きくもたないといけないな。と思いました。

最後に、niumさん、Adobeのご担当者様、参加された皆様、お疲れ様でした。+ありがとうございました。

小ネタ?
・niumさんは「ニウム」と読む。なぜか自分の中で「ニアム」と読んでいた。考えてみればアルミニウム、チタニウムとかいうもんなぁ。
・ディープリンク発行の際のアドレスにはさまる「#」ですが、これはページ内リンクのため必要とのこと。つまり、HTMLのindex.html#contents1とかと同じようです。ないと、ページの再読み込みが行われてしまうとのこと。

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